定期的なオーバーホールは必要!?
時計の中で埃がたまっている
腕時計は時間を知るためのアイテムですが、高級時計の代名詞ともいえる機械式時計はステイタスのためのアイテムともいえるでしょう。メーカーによっては一生保証してくれるものもあり、故障をしても修理して使い続けられます。人によっては故障の時だけメーカーに修理をしてもらうようですが、機械式時計をよく知っている人は定期的にオーバーホールに出しています。機械式時計には非常に小さい部品がたくさん使われていて、それらが正常に動作して初めて正確な時を知らせてくれます。密閉されているように見えますが時計の中に小さい埃などが入り、埃が多くなると動作に影響し始めて時間の正確性が悪くなってしまいます。定期的にオーバーホールに出せば埃を取り除いてもらえ、常に正しい時間を刻めるようになります。

修理コストを減らせる
機械式時計はゼンマイが動力になっていて、電池を使うわけではありません。自動巻きと言われるタイプなら身に着けているときに自動的にゼンマイが巻かれるので、毎日身に着けていれば永久に止まらず使い続けられるでしょう。ただ機械式時計も故障をすれば修理が必要で、故障の状態によってはたくさんの部品の交換が必要になり費用もかかりやすくなります。ある部品のちょっとした問題をそのままにしておくと他の部品にも影響するためです。定期的にオーバーホールをしておくと、部品を全て取り外して洗浄し再び組み立てて返却してくれます。故障はしていないが問題のある部品があるときはその時に交換してもらえるので、他の部品への影響がなくなり故障費用も掛かりにくくなるでしょう。